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zoom RSS 揚松明神事・準備作業(舞鶴市城屋・雨引神社)平19.8.14

  作成日時 : 2007/08/15 17:08   >>

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 夏の夜をこがす火祭として、近郷では古来有名な「揚松明(あげだいまつ)」神事です。
京都府舞鶴市城屋(じょうや)の雨引(あまびき)神社の祭礼として、毎年お盆の8月14日に執り行われています。

 大がかりな準備が必要で、当日は朝6時から村人たちは、雨引神社に集まり、すすめられます。

 今年(平成19年)の祭礼の様子をカメラに納めました。
◎説明は最小限です。詳しく知りたい方は下のリンク先に説明があります。
「城屋の揚松明神事」(06年の揚松明の記録)
「揚松明伝説」(揚松明伝説を網羅しています)
「雨引神社の揚松明神事」(揚松明の成り立ちを人類史になかで考える)
「雨引神社」(周辺の歴史景観)
「蛇ヶ池探訪」(伝説の池は実在した)

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この日も特別に熱かった。私は朝の8時半くらいには行ったのだが、すでにガンガン照りである。もうあちこちで祭礼の準備が始まっていた。
 ↑写真上の道が雨引神社の参道です。ここをまっすぐに行けば、雨引神社。

 ↓その手前の民家の土間では、「小松明」と呼ばれる、火をつけて下から投げ上げる小さな松明の製作が進んでいた。
小松明は檜製で長さ8寸(約20センチ)、16メートルを投げ上げられる大きさに作られる。

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↓できあがると雨引神社へ持ってこられる。
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もっと朝早くから、大松明をささえる3本のツナが製作される。
それには私は間に合わなかった。写真のあちこちに写っている太いワラのロープがそれである。

大松明の製作。長さ5丈3尺(16メートル)の木の柱に麻殻(おがら)を巻き付けて、松明にする。
大きなものなので、なかなか手間がかかる。
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強力スケットの登場。
クレーン車は横幅は橋幅に一杯いっぱい。高さも鳥居に一杯いっぱい。これ以上大きな車はここへは入れない。
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クレーン車は、これまでずっと世話になってきた近くの土建屋が不況倒産。今年は新顔のスケット。さてウデはどうだろう。
大きなものは入れないので小さなマシンの能力一杯いっぱいで、しかも狭い境内で、あちこちから樹の枝が伸びていて、上も空間は狭い。上手につり上げねばならない。思いのほかに、なかなかの難作業なのである。大手へ頼めば安全が確保できないからとか、断られたともいう。がんばってくれ。
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 こんな文明の利器のない昔は人力で、夕方までかかって大松明を立てたそうである。2機のロクロをひいて、少しずつ少しずつ立てていった。
それら木製の大道具は昔の大工道具で、いまもこの神社の物置に置かれている。


大松明の材料。何といってもこの麻殻。そして竹、木材、ワラ、針金、其他若干。
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境内の外でも準備は進む。
子供達が集まってきた。太鼓の巡幸である。ここから奥城屋の山之神様まで往復するのだそうである。これだけしか子供はいないのだそうである。
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城屋の太鼓はこんな風に叩けよ。と長老の指導を受けて。
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↑ご苦労様。ぐるっと回ってくると賽銭は何万円だったか集まったそうである。

幟が立てられていく。
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参道の橋の下。高野川。ミソギの場所はどこ?と問うと「もっと上」とのことであった。
神社より100メートルばかり上流にミソギの場が作られていた。ここで小松明を投げ上げる青年団員たちはミソギをする。
ミソギは降臨する神を迎える準備であろう。同時にまた彼らも神に近いものに変身する。
ミソギを終えると昔は区長さんが丁重に迎えに見えられて、そろそろご苦労ですが、祭礼の時間となりますので、松明の方へ移っていただけますでしょうか、とか言ってナ、わざわざ迎えにきたんだよ。と坂根正喜氏は話していた。
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境内の準備
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↓◎大松明の製作がつづく。
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なにせこの日は暑かった。38.1℃あった。観測史上2番目の猛暑になった。炎に焼かれる暑さだった。
そのせいか大松明づくりも遅れた。1時間以上の遅れ。

↓しかしできた。あとは立てればいい。
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アレー。御幣の竹が折れた。高い樹木の枝にひかかって折れてしまった。
作り直さないと。
しかし私のカメラはもう3枚分のメモリーしか残されておらず、それに2時間半しか睡眠をとっておらず、さらに朝飯も昼飯も食べていない。もうふらふらの限界である。折れてしまいそうである。ここは退散して夜に備えることにした。続きは次のページを見て下さい。

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